ソフトウェアエンジニアが労働について情報発信するブログ

ブラック労働からホワイト労働まで経験したソフトウェアエンジニアが世の中にとって役立つことを情報発信していく。

ビジネス・労働

客先常駐のシステム開発で「残業が少ない」という顧客からのクレームは無視して良いと断言する

システム開発は、エンジニアが自社でシステムや製品の開発に携わる「自社開発」と、顧客先に常駐(請負・派遣ともにあり)して顧客企業の社員と共に開発を進めていく「客先常駐」というスタイルがある。「客先常駐」は常駐先のスタイルに合わせて業務を行う…

人事評価における「中心化傾向」はそれほど問題でない!「中心化傾向」を避けることのリスクを語る!

人事評価に納得いかない人は多くいるだろう。その原因の一つに人事評価をする側における、以下のことが考えられると一般的には言われている。確かにその通りだと思う。 「ハロー効果」:一つの良い面につられて全て評価しがちであること。 「中心化傾向」:…

あなたの悪い評判に対して「みんな言っている」という人は信用できないと考えて良い

仕事などにおいて、何かしらの業務、活動、行いに対して、悪い噂や評判が発生し、ある特定の人が対象者に対して、「みんな言っている」と言うことがある。対象者は、何か自分の行いについて思い当たることがあればそこを是正すれば良いのだが、そうでもなけ…

業務の準備・片付けも「労働時間」に含まれる。「労働時間」外とするのは違法だ!

業務の準備・片付けは業務時間に含まれないと解釈している人は多いのではないだろうか?実はこの準備・片付けが業務上義務付けられている場合は、労働時間とみなされるのだが、この法的解釈が意外に知られていない。この記事では、業務の準備・片付けについ…

「あなたのためを思って言っている」は信用してはいけない

職場では時々、何らかの期待や要求を受け入れさせるために「あなたのためを思って言っている」という言葉を耳にすることがある。きっと多くの人が言われたという経験があるのではないだろうか?一見するとこの言葉は「自分のためを思って言ってくれている。…

見抜くべき!企業のネガティブ要素・兆候~実在した4選

ブラック企業でも、ブラック企業でなくても、普通の会社と比べてちょっと違うなと感じると、それはネガティブな兆候かも知れない。一方、逆にそのような会社に居続けるとそれが当たり前のようになり、感覚が麻痺してしまう懸念がある。この記事でそのような…

「会社対会社の関係」を都合良く使うことによる理不尽を許してはいけない

「会社対会社の関係」という言葉を聞くことがある。しかし、背景状況と照らし合わせていまいちモヤモヤするといった人もいるのではないだろうか?「会社対会社の関係」という言葉の正しい使い方と、使う側にとって都合良く使われるケースをインプットしてい…

組織における人事評価の現実から紐解く「コミュニケーション」と「マインドコントロール」

この記事では組織における人事評価が正しく行われず、結果に不信感を持つケースが少なからず発生する現実と、これをきっかけとして、「マインドコントロール」「コミュニケーション」について考えてみた。「コミュニケーション」と「マインドコントロール」…

「自己中心的」と「自己を犠牲にしない」は全く意味が違う!勘違いするな!

「自己中心的」と「自己を犠牲にしない」ことを区別できない人が、一定割合いるようだ。中には管理職であってもそのような人材を見たことがあるくらいだ。逆に、「自己を犠牲にしない」ことを「自己中心的」と非難され困っている人もいるだろう。非難する側…

組織の活性化や社員の成長に必要なことは「やりがい搾取」ではなく「阻害要因の除去」であると断言する

リーダー・管理職・経営者は、「自社の社員に成長してほしい」、と思っていること自体は、どの企業でも共通であり、当たり前のことである。問題は、成長してほしい社員に対してどのようなアプローチを取るかである。リーダー・管理職・経営者以外にも、指導…

夕方に行う朝礼「夕礼」をプロジェクトの進捗管理に導入してみた

「夕礼」という言葉を聞いたことがあるだろうか?「朝礼」「昼礼」という言葉は多くの人が聞いたことがあるだろう。「夕礼」とは、文字通り夕方に行う「朝礼」のようなものだ。あるシステム開発プロジェクトにて、進捗管理の具体的な取り組みとして「夕礼」…

「全体最適」とは特定の人や組織を犠牲にすることではない

「全体最適」という言葉をよく聞く。言葉の通り「全体を最適にする」ことなのだが、日本人の国民性や歴史的背景、「協調性」や「同調圧力」という言葉が示すように、「何かを犠牲にする」「個人を犠牲にする」など、ネガティブなことをイメージしてしまうの…

ソフトウェアエンジニアに労働の知見が必要である理由10選

テクニカルスキルを磨き、開発プロセスを学び、真面目に職務に専念し、多くの経験を積む。ソフトウェアエンジニアとしては必要なことだ。しかし、テクニカルスキルを高めれば絶対に 「ブラック労働にならない」 「長時間労働に巻き込まれない」 「パワハラを…

「転勤・単身赴任が当たり前」の企業が受けるデメリット7選

転勤、単身赴任は、これまで日本では当たり前のように行われてきた。柔軟な人員配置による従業員の雇用維持、人材育成(キャリアアップ)、組織活性化を理由に、会社の強い権限でもって行われてきたが、もう今では時代に合わなくなってきている。そもそも海外…

問題社員の正しい辞めさせ方

問題社員を「クビ」にしたい、「解雇」したいと思ったときに読んでほしい書籍がある。その書籍は、企業の経営者、管理職、人事担当をはじめ、あらゆるビジネスパーソンに向けた書籍であり、2021年4月に発売された。「問題社員の正しい辞めさせ方」という厳つ…

「協調性」と「同調圧力」

「協調性」と「同調圧力」、「周囲と同じように行動する」というニュアンスを感じさせるよく似た言葉というイメージがある。「協調性」はポジティブな意味で、「同調圧力」はネガティブな意味で使われそうだ。まずは、それぞれの意味を調べた上で、いままで…

周囲の寛容さの低さが労働者のパフォーマンスを下げる

寛容さの低い人、沸点の低い人、ささいなことでクレームする人。世の中には少なからずいるだろうが、周囲の人間からしたら、他人に迷惑をかけていなければどうでもいいし、そのようなことで騒ぎ立てられ、余計なことを気にしなければならないことが迷惑であ…

「信頼関係」と「主従関係」

「信頼関係」と「主従関係」、似ているようで全然違う。「お客様の要求に応えて『信頼関係』を築こう!」などとよく言われる。この言葉を表面的に捉えれば間違いではないのだが、結論から言うと、Win-Winでない限りは「破綻」である。頑張っても頑張っても報…

×「立場が偉い」、〇「価値が高い」、~ビジネスパーソンによくある勘違い~

この記事では、ビジネスの世界で正しそうに見えるが、実はとんでもない勘違いをしていることを挙げてみようと思う。それは「立場」と「価値」の違いである。実は「立場」と「価値」は全く別物である。そして、これからの時代ビジネスパーソンとして、どのよ…

法律やルールが無いまたは適用外であっても問題発生は許されない

「違法でなければ何をやっても良い!」 「違法でないから何をやられても抵抗できない。」 「ルールにないから(問題が起きても知らない・・・)」このように考えている人はいないだろうか? どれも間違いである。「法律やルールは最低限守るもの」であり、更…

「言い訳」と非難する人がいるが、本当に「言い訳」なのか見極める必要がある

「言い訳」というとネガティブに聞こえる。しかし、それが重要な問題点を指摘していることは少なくない。このような場合、指摘された側は真摯に受け止め、改善に繋げるべきである。また、「理由」を説明しただけで「言い訳」と言われることがある。そして、…

「他人のせいにするな」という綺麗事を信用してはいけない

「他人のせいにするな」とよく言われているが、果たして本当なのだろうか?私はそうは思わない。そんな綺麗事に振り回されることで、かえって自分にとっての不利益や被害が大きくなり、根本問題が解決しないということが実際にある。 「自分のせいだと言って…

話を聞くときのマナーが出来ていない上司世代が時々いる

部下の話に耳を傾けず、他人の話を遮断し、持論や自分の価値観を押し付ける上司世代を時々見かける。上司ー部下だけではない、先輩ー後輩、同僚間、取引先・・・。皆さんの周りにもいないだろうか?そして、聞き手の理解不足を話し手のせいにする。本当に困…

「賢い会議、バカな会議」違いのほとんどは上位者の振る舞いである

会議には多くの人数、多くのコストがかかっている。会議の質によって、業務の効率や生産性が変わる。企業の管理職は、従業員にこのようなことを常々伝えていること自体は問題ない。しかし、管理職自身が会議の質を下げていることに、意外と気づいていないケ…

立場上の力関係があること自体おかしいことに気付くべき

企業対企業、部門対部門、なぜ立場の強弱があるのか疑問である。取引で言えば発注側が受注側より強かったりする。発注側・受注側、どちらもあってこそ成り立つビジネスであり、片側が欠落すればビジネス上な何らかの支障が出るはずなのに、このような力関係…

顧客企業にクレームすることはあり得る

ビジネスにおいて、顧客(顧客企業)へクレームする場面はあまり見たことがないのではないだろうか?「人間」対「人間」という位置づけよりも、取引上の力関係に従っている場面が多くないだろうか?「人間」対「人間」であることをわかっていても、なかなか…

「優秀な人材」とは「能力が高い」だけではない

「優秀な人材」とは色々なところで見聞きする言葉である。「能力が高い」ことを「優秀な人材」という風に捉えることもできてしまうのだが、これだけでは不十分だ。超エリートが不祥事を起こすこともある。 「能力が高い」とはいいつつも、他に問題があるかも…

「解体は再生への第一歩」は現状を変える前向きな言葉だと思う

「解体は再生への第一歩」。この言葉を聞いて、どのような状況を思い浮かべるだろうか?「解体」という言葉のみを切り取ると、「これまで存在してきたものを壊す」など、後ろめたい気持ちが少なからずある。重要なのは「解体」をどう捉えるか、そして「解体…

求められる「社会目線」、管理職に多い「会社目線」

「社会目線」と「会社目線」。言葉はよく似ているが、意味は全く違う。近年の世の中を見ていると「社会目線」が求められると思うことが多いのだが、「会社目線」の経営者や管理職が多いように感じる。どちらも言葉の聞こえは良いのだが、この2つにどのよう…

テレワークを開始してから今まで体験したこと

私は新型コロナウィルスが感染拡大し始めた2020年春にテレワークを開始した。それ以前から、私の職場では働き方改革の一環としてテレワークを導入する動きはあったが、実際にテレワークをする人は少なく、私自身も全く興味が無かった。しかし、今はテレワー…