ソフトウェアエンジニアが労働について情報発信するブログ

ブラック労働からホワイト労働まで経験したソフトウェアエンジニアが世の中にとって役立つことを情報発信していく。

ビジネス・労働

「他人のせいにするな」という綺麗事を信用してはいけない

「他人のせいにするな」と一般的によく言われる。あたかも、自分の責任と考えることを美徳としているようだ。そうしたところで何か事態が好転しただろうか?私はそうは思わない。そんな綺麗事に振り回されることで、余計なことで消耗し、かえって自分にとっ…

話を聞くときのマナーが出来ていない上司世代が時々いる

部下の話に耳を傾けず、他人の話を遮断し、持論や自分の価値観を押し付ける上司世代を時々見かける。上司ー部下だけではない、先輩ー後輩、同僚間、取引先・・・。皆さんの周りにもいないだろうか?そして、聞き手の理解不足を話し手のせいにする。本当に困…

「賢い会議、バカな会議」違いのほとんどは上位者の振る舞いである

会議には多くの人数、多くのコストがかかっている。会議の質によって、業務の効率や生産性が変わる。企業の管理職は、従業員にこのようなことを常々伝えていること自体は問題ない。しかし、管理職自身が会議の質を下げていることに、意外と気づいていないケ…

立場上の力関係があること自体おかしいことに気付くべき

企業対企業、部門対部門、なぜ立場の強弱があるのか疑問である。取引で言えば発注側が受注側より強かったりする。発注側・受注側、どちらもあってこそ成り立つビジネスであり、片側が欠落すればビジネス上な何らかの支障が出るはずなのに、このような力関係…

顧客企業にクレームすることはあり得る

ビジネスにおいて、顧客(顧客企業)へクレームする場面はあまり見たことがないのではないだろうか?「人間」対「人間」という位置づけよりも、取引上の力関係に従っている場面が多くないだろうか?「人間」対「人間」であることをわかっていても、なかなか…

「優秀な人材」とは「能力が高い」だけではない

「優秀な人材」とは色々なところで見聞きする言葉である。「能力が高い」ことを「優秀な人材」という風に捉えることもできてしまうのだが、これだけでは不十分だ。超エリートが不祥事を起こすこともある。 「能力が高い」とはいいつつも、他に問題があるかも…

「解体は再生への第一歩」は現状を変える前向きな言葉だと思う

「解体は再生への第一歩」。この言葉を聞いて、どのような状況を思い浮かべるだろうか?「解体」という言葉のみを切り取ると、「これまで存在してきたものを壊す」など、後ろめたい気持ちが少なからずある。重要なのは「解体」をどう捉えるか、そして「解体…

求められる「社会目線」、管理職に多い「会社目線」

「社会目線」と「会社目線」。言葉はよく似ているが、意味は全く違う。近年の世の中を見ていると「社会目線」が求められると思うことが多いのだが、「会社目線」の経営者や管理職が多いように感じる。どちらも言葉の聞こえは良いのだが、この2つにどのよう…

テレワークを開始してから今まで体験したこと

私は新型コロナウィルスが感染拡大し始めた2020年春にテレワークを開始した。それ以前から、私の職場では働き方改革の一環としてテレワークを導入する動きはあったが、実際にテレワークをする人は少なく、私自身も全く興味が無かった。しかし、今はテレワー…

終電繰り上げと労働環境改善の相乗効果を望む

鉄道会社各社で終電繰り上げの旨のダイヤ改正が行われている。新型コロナウイルス感染拡大による利用者減によるものと考えられるが、働き方改革によるもの、特に鉄道設備の安全を支えている保守作業員の労働環境改善によるものでもある。この件について、ソ…

トップや管理職は「報連相」を正しい意味で使っているか?

「報連相」といえば、「報告・連絡・相談」のことだというのは多くの人が知っているだろう。また、社会人として身に付けておかなければならない必須の基本事項と言える。しかし、残念ながらこれを本来の意味で使っている人はほとんどいない。あるいは、「報…

テレワークの普及で転勤はますます時代遅れに

日本では昔から「転勤は当たり前」とされながら、転勤によって社員の家族も含めて人生に大きく影響を及ぼした人は少なくないはずだ。今は、個人個人の意識や価値観の変化、働き方の多様性が認められる中で、転勤は時代遅れのものとなった。更に、テレワーク…

ソフトウェアエンジニアが労働について情報発信するにあたって

このブログは、ソフトウェアエンジニアである私が、労働について色々と経験してきたこと、インプットしてきたこと、感じてきたことを語るブログである。主な内容は、労働環境のこと、コンプライアンスのこと、ソフトウェア開発のことと様々で、ソフトウェア…