ソフトウェアエンジニアが労働について情報発信するブログ

ブラック労働からホワイト労働まで経験したソフトウェアエンジニアが世の中にとって役立つことを情報発信していく。

「自責思考」と「他責思考」、事例とともに両面から解説する-【事例2】ソフトウェア開発でのバグ

ビジネスの世界をはじめ、「自責思考」「他責思考」という言葉をよく聞く。「自責思考」とは何か問題が発生した時に、自分自身に問題があると捉え、自分自身の改善点を追求していく考え方を指す。「他責思考」とは何か問題が発生した時に、自分自身の問題で…

「自責思考」と「他責思考」、事例とともに両面から解説する-【事例1】長時間労働

ビジネスの世界をはじめ、「自責思考」「他責思考」という言葉をよく聞く。「自責思考」とは何か問題が発生した時に、自分自身に問題があると捉え、自分自身の改善点を追求していく考え方を指す。「他責思考」とは何か問題が発生した時に、自分自身の問題で…

「自責思考」を押し付ける人は「他責思考」と断言する!「自責」「他責」問わず根本を見極めるべきだ!

ビジネスの世界をはじめ、「自責思考」「他責思考」という言葉をよく聞く。「自責思考」とは何か問題が発生した時に、自分自身に問題があると捉え、自分自身の改善点を追求していく考え方を指す。「他責思考」とは何か問題が発生した時に、自分自身の問題で…

応募先企業へのネガティブな転職理由を伝えることについてまとめた!

転職活動における面接時等に、応募先の企業から、 転職活動を始めたきっかけ 現職の退職(検討)理由 を聞かれることがある。応募先企業のみならず、転職を支援する人材会社のエージェントからも問われることがある。エージェントには本音を話できても、応募…

【保存版】個人でできる現実的なパワハラ対策をまとめた!

昔は当たり前のように行っていた「厳しい指導」と称した理不尽なやり方は、コンプライアンスや多様性を重視する今の時代に合わなくなった。様々な「ハラスメント」が定義され、世の中に情報があふれ、労働者がおかしなことに対して声を挙げやすくなった。「…

「テレワークで残業・休日勤務は禁止」というルールは中途半端だ!その理由を語る!

働き方改革、および新型コロナウィルス感染拡大による対策を背景に、テレワークが浸透してきたことは、多くの方々が御存知の内容である。ひと昔前は出社して業務をするのが当たり前だったが、今はそうではない。また、働き方改革の一環で、残業、休日出勤と…

「自分ファースト」で何が悪い?むしろ極めて重要な考え方だ!

「○○ファースト」という言葉をいくつか聞くことがある。 レディファースト 都民ファースト ソフトウェア・ファースト 「○○ファースト」とは、 「○○を優先する」 「○○を重視する」 「○○を第一に考える」 といったニュアンスがある。一方で、「自分ファースト…

2022年年末・2023年年始ご挨拶「ソフトウェアエンジニアが労働について情報発信するブログ」

読者の皆様、労働者の皆様、ソフトウェアエンジニアの皆様、2022年の一年間、大変お疲れさまでした。また、本ブログにアクセスいただきありがとうございます。2022年は、明るいニュース、暗いニュース、様々なことがありました。皆様にとってはどのような一…

昔の「安定」と今の「安定」は全く意味が違うと認識すべきだ!

最近、「安定」とは何かを考えさせられることがある。「安定」とは、一般的に物事が、落ち着いていて、激しい動揺や変化のない状態にあることと説明されている。「安定」と一言でいっても、経済面なのか、生活面なのか、健康面なのか、キャリア面なのか、何…

「会社のために働く人」は「肉屋を応援する豚」と同じ!これからは個人主体の時代だ!

「肉屋を応援する豚」という言葉を聞いたことがあるだろうか?会社勤めをしていると、実はこのような人がまだまだ多数派だったりする。「会社のために働く」というと聞こえは良い。でも実際は、自分を犠牲にしてまでこのようにしたいだろうか?今のご時世、…

「『時間がない』は『言い訳』」というマインドは切り捨てるべきブラック思考と断言する!

ビジネスの場面では、「『時間がない』は『言い訳』」だ! 「『時間がない』と言った時点でアウトだ!」などと教え込まれたりする。確かに、時間をうまく使う人は、優先順位付け、やらない仕事、隙間時間の活用などで、忙しい中でも生産性を高め、次々と業務…

多忙な製品開発現場でありながら、月の半分以上定時退社しているエンジニアがいる。良い取り組みだ!

製品開発のエンジニアといえば、まだまだ残業が多いイメージだ。働き方改革が進んでいるとはいえ、まだまだ日本的悪習が残っている企業は珍しくない。忙しいとどうしても残業でカバーしてしまう人がほとんどだし、責任感が強い人ほど業務を抱え込んでしまう…

客先常駐のシステム開発で「残業が少ない」という顧客からのクレームは無視して良いと断言する

システム開発は、エンジニアが自社でシステムや製品の開発に携わる「自社開発」と、顧客先に常駐(請負・派遣ともにあり)して顧客企業の社員と共に開発を進めていく「客先常駐」というスタイルがある。「客先常駐」は常駐先のスタイルに合わせて業務を行う…

立ったままパソコン等作業ができる「スタンディングデスク」の活用について語る!

事務作業などでパソコンを使う方は、長時間座っての作業となりがちである。多くの人が経験があるのではないだろうか。この記事では、長時間座り続けることのデメリットと、これの解消について語りたいと思う。目次 1.事務作業者、エンジニアが長時間座って作…

私がおすすめする冬場の不快な静電気への対策

普段は、ソフトウェア開発や労働分野の内容に関する記事が多いのだが、今回は趣向を変えて生活面に関する話題である。私が悩まされていることの一つである、静電気だ。この記事では私が行っている静電気対策について書こうと思う。目次 1.静電気の不快な出来…

製品の「量産開発」におけるエンジニアの労働環境を左右する要因の一つは「先行開発」・「要素技術開発」だ!

製品の「量産開発」におけるエンジニア、なかでもソフトウェアエンジニアは長時間労働や過重労働になりやすいと言われている。私も実際そのような経験をした。具体的に月当たり何時間以上を長時間労働というのか、どの程度から過重労働というのかは人によっ…

「圧迫面接」は「ストレス耐性」ではなく「パワハラ耐性」を見るためのもの!入社する価値のないブラックの底辺と断言する!

新卒や中途採用において、そう多くは聞かないが、稀に「圧迫面接」をする企業がある。「圧迫面接」とは、企業の採用試験で行われる面接において、面接官が応募者に対して、わざと威圧的な態度を取ったり、答えにくいような質問をしたり、必要以上に重箱の隅…

転職活動はリモートで行なうべき!コロナ禍か否かは関係ないと断言する!

新型コロナウィルス感染症拡大により、多くの企業がテレワークを導入した。通常の業務だけではない。企業としては新卒・中途採用の活動、人材会社(エージェント)と転職希望者の面談、企業と転職希望者の面接が、ZOOM、Google Meet、Microsoft Teamsのよう…

「長時間労働」と「エンジニアの成長」について感じてきたことを語る!

エンジニアと言えば、「長時間労働」とイメージする人もいるだろう。近年は、長時間労働が規制される一方、人手不足を理由に依然として長時間労働によって、健康面・生活面・キャリア面において被害を受けるケースがあり、大変深刻な問題となっている。エン…

労働環境諸々、何か疑問を感じたら他社や世間と徹底比較すべきだ!

近年は、インターネット、SNS他メディアが発達し、他社や世間の情報をより入手しやすくなった。専門家や著名人のコメントだけでなく、一般の人の本音もわかるようになった。終身雇用が崩壊し、転職が当たり前になった。ハラスメントをはじめコンプライアンス…

「コンプライアンス」は想像以上に重要!形だけのものでは通用しないと知るべきだ!

まず最初に、私のサイト(「ソフトウェアエンジニアが労働について情報発信するブログ」)から下記書籍を購入してくださった読者の方に、お礼を申し上げたい。「コンプライアンス」の一つであるハラスメント対策のための書籍を購入されるということは、書籍…

すぐに転職を考えていなくても、転職サイトに登録すべき理由を語る

転職が当たり前の時代になり、様々な転職サイトが出現し、転職をサポートするエージェント(キャリアコンサルタント)という職業すら珍しくなくなってきた。今の時代、新卒で社会人になり、定年を迎えるまで、1社で過ごすことが悪いとは言わないが、こちら…

副業禁止は憲法違反!これからの時代、副業は当たり前!

日本では多くの企業で未だに副業を禁止している。昭和の終身雇用の感覚が未だに残っていて、会社に忠誠を誓い、1つの会社で働き続けることを美徳としているのではないかと思えてしまうのだが、時代は変わった。時代の変化に対応している企業もある。時代の…

社内に設けているハラスメント相談窓口はほとんど機能しない!

「パワハラ防止法」を全社に適用することで、企業はパワハラ発生の対策を講じることが義務となった。多くの企業は、その一環としてハラスメント相談窓口を設けている。そして「社内でハラスメントが発生した際には相談窓口に相談するように」と、全社員に対…

パワハラ事例解説(30) - セカンドハラスメント対応が甘すぎるコンプライアンス責任者

このシリーズの記事では、パワハラの定義と類型、私の身近に起きたグレーゾーンを含む事例について、定義と類型をもとに解説している。内容によっては考え方や改善策についても述べているので参考にしてほしい。自分が加害者にならないように注意することを…

人事評価における「中心化傾向」はそれほど問題でない!「中心化傾向」を避けることのリスクを語る!

人事評価に納得いかない人は多くいるだろう。その原因の一つに人事評価をする側における、以下のことが考えられると一般的には言われている。確かにその通りだと思う。 「ハロー効果」:一つの良い面につられて全て評価しがちであること。 「中心化傾向」:…

パワハラ事例解説(29) - パワハラ被害者に対して人事評価で不利益扱いする違法行為

このシリーズの記事では、パワハラの定義と類型、私の身近に起きたグレーゾーンを含む事例について、定義と類型をもとに解説している。内容によっては考え方や改善策についても述べているので参考にしてほしい。自分が加害者にならないように注意することを…

あなたの悪い評判に対して「みんな言っている」という人は信用できないと考えて良い

仕事などにおいて、何かしらの業務、活動、行いに対して、悪い噂や評判が発生し、ある特定の人が対象者に対して、「みんな言っている」と言うことがある。対象者は、何か自分の行いについて思い当たることがあればそこを是正すれば良いのだが、そうでもなけ…

エンジニアが「ソースコード」を書くことにネガティブなマインドを持つ必要はないと断言する

日本の場合、ITエンジニアと言えば、新卒でIT企業へ入社し、「プログラマー」としてプログラミングの経験を積む。そしてその経験を積むとプログラミングだけでなく、要求元から要求をヒアリングしたり、システムを設計する「システムエンジニア」(SE)となる…

パワハラ事例解説(28) - パワハラ加害者に寄り添った間違いだらけのパワハラ対応

このシリーズの記事では、パワハラの定義と類型、私の身近に起きたグレーゾーンを含む事例について、定義と類型をもとに解説している。内容によっては考え方や改善策についても述べているので参考にしてほしい。自分が加害者にならないように注意することを…